パッションヘナをご愛顧いただく全国のお客様、サロン様からのご質問(回答集)をご紹介します。
当サイト内の語句、またはFAQを検索できます。
開封後の保存方法・使用期限
開封後は紫外線のあたらない冷暗所に保管してください。開封後のヘナは3ヶ月以内の使用をお薦めします。日数と共に香りが失われますが、染色力に影響はありません。未開封なら3年の保存が可能です。
ロングパックできるヘナ、できないヘナ
長くパックして良い製品と、できない製品があります。
その違いは成分です。原料に「酸化の早い植物|インディゴ等」が含まれいるものは、ロングパックに向いていません。成分が酸化して、頭皮が痒く(アレルギー反応)なる恐れがあるです。
ロングパックできる製品は「パションヘナブラウン」だけです。この製品にインディゴは含まれていません。「夜にパックして、翌朝に洗い流す」というお客様も多いです。ヘナパックは、長く置くほどに「効果(薬効)」を与えることができるからです。インドでは、とても一般的な使用方法です。
パーマをかけたいのですが?
ヘナパック直後は、パーマがかかりにくくなります。もしくはパーマ
が落ちやすくなるでしょう。髪の表面をヘナ成分がコートしているの
で、パーマ液が浸透しにくい状態です。強いパーマ液の使用ならヘナの上からでも効果がありますが、成分的におすすめできません。
またパーマ(もしくはストレートパーマ)をした後に、ヘナを使用する
とどうなるのか?…正直に申し上げて「分かりません」という答えです。当社のヘナを使用される美容師の皆さまからのご意見も二つに分かれるところです。
→パーマが取れたような気がする。
→逆にパーマの持ちが良くなったと思う。
残ったヘナペースはどうしたらいい?
植物の肥料としてご使用ください。肥料の替わりになりますので、植物がとても元気になります。(※ご注意|パッションヘナは化学成分完全無添加ですので肥料として有効ですが、市販のヘナは化学成分が配合されておりますので、小さなプラント植物に与えると枯れる場合があります)別の使用方法として、ペーストをお湯で薄めて、洗面所や台所で排水管の臭いが気になるところへ流します。ヘナの防菌成分が臭いの菌の発生を抑えて、臭いが出なくなります。
またインドでは足の裏にヘナを塗ります。これも確立された治療法でデ
トックス効果があるそうです。また足裏の皮膚トラブルにも有効で
す。→ペーストを足裏にぬってガーゼをあてる&靴下を履いてお休み
ください。
インディゴペースト…薔薇などにつくアブラムシ除けに効果がありま
す。または要らなくなったハンカチやタオルを染めて楽しむのはいか
がでしょうか。
ヘナで白髭(ひげ)を染めたい。
染められますがとても染まりにくい部分です。一番良いのは、ヘナブラウンとインディゴの2工程染めです。綺麗に染まります。
ヘナダークブラウンやディープブラウン、ダークグレイの場合は、厚塗りで1時間半のパックで、白髪を目立たなくする程度に染まります。さらに濃く染めたい場合は、追い塗り(2回目のパック)で。
参考)海外の髭染め動画
どの製品を使用したらいいかわからない。
お客様の髪質やご要望のヘアカラー、ヘナの使用歴などから、おススメのヘナをご紹介しております。
こちらのサイトからお申込みください。
ヘナで眉毛(まゆげ)を染められる?
染められます。ペーストが目に入らないように充分に注意してください。
アニリン色素誘導体(アニリン色素)
パッション製品には、アニリン色素誘導体(アニリン色素)は含まれておりませんのでご安心ください。代表的なアニリン色素の誘導体には、アミノフェノール、パラフェニレンジアミンなどがあります。当社は製品の原料に対して、これらの成分が含まれていないことを証明する試験を実施しております。分析試験成績書
ヘナが服についたら?
石鹸を繊維にしっかりと染み込ませ、お湯で優しく洗い出してください。時間が経過したシミは落ちにくいです。漂白剤の原液等をご使用ください。
インディゴを使用したら痒くなる
インディゴパックを何分間、頭皮にパックされましたか?またインデ
ィゴは溶いてスグにご使用されましたか?
インディゴは水に溶いた後、急速に成分変化(酸化による)を迎えま
す。髪を染めるのに有効なタイミングは、お湯で溶いてから1時間~1時間半までの間です。そのため「溶いたらスグに使用する」ことをお願い
しております。痒みの原因は酸化したインディゴにお肌が負けているためにおこります。チクチクするという方もおられます。
また使用後の湯すすぎが不十分な場合にも痒みがでますので、洗髪は
しっかりと行ってください。
インディゴはマメ科の植物なので、痒みがでやすい成分です。
★参考|ナンバンアイ(インディゴフェラ)の生葉を粉末にして使用する染色は、インディゴ(染料)を発酵させ、一旦、インディゴの前駆体であるインディカンに還元して、水溶性にしてから、染色を行うわけである。前駆体とは、生成物の前の段階にある物質のことである。そのイ
ンディカンは、酵素の働きで加水分解してグルコースとインドキシルになる。そのインドキシルは、空気中の酸素と反応して緩やかに酸化すると、インドキシルはインディゴに変換され、色の青いインディゴ染料を産出する。インディカンは不安定な存在であり、1時間もすると不水溶性のインディゴに変化してしまい、染色には使用できなくなる。→ 人によってはこの成分が痒みを起こす原因物質として反応する。
パーマをかけたいのですが?
ヘナパック直後は、パーマがかかりにくくなります。もしくはパーマ
が落ちやすくなるでしょう。髪の表面をヘナ成分がコートしているの
で、パーマ液が浸透しにくい状態です。強いパーマ液の使用ならヘナの上からでも効果がありますが、成分的におすすめできません。
またパーマ(もしくはストレートパーマ)をした後に、ヘナを使用する
とどうなるのか?…正直に申し上げて「分かりません」という答えです。当社のヘナを使用される美容師の皆さまからのご意見も二つに分かれるところです。
→パーマが取れたような気がする。
→逆にパーマの持ちが良くなったと思う。
ヘナは、黒髪を明るくすることはできますか?
パッションヘナ ブラウン を使用した場合
◎健康でツルツルした髪 → わずかに髪色を明るくすることができますが色落ちも早いです。
◎ 傷んだ黒髪 → ワントーン明るくなる感じです。屋外ではさらに明るく映ります。色は2~3週間持ちます。
◎白髪 → 明るくすることができます。茜色に染まります。一カ月以上色持ちします。
【 ポイント 】ヘナは物理染毛(髪を被膜コートする染毛方式)の為、お客様のキューティクルのコンディションにより発色の個人差があります。ヘナのオレンジ色の色素粒子が髪にどのくらい付着するかが、染毛力を表します。そのため傷んだ髪は、キューテクルコートが開いているので、表面積が大きく、色が染まりやすい(色素がくっつきやすい)ものです。